ボイパならではの飛び道具を!バブルスクラッチのやり方

bubble scratch

ボイスパーカッション(以下ボイパ)・ビートボックスのパフォーマンスでは、ビートの切り換えや終わりにアナログテープを巻き取るような音を、しばしば耳にします。これは、バブルスクラッチという音です。

バブルスクラッチは、実物のドラムセットやパーカッションにはない特殊な音のため、パフォーマンスの〆に組み込むと、ビートが引き締まります。人によっては、5秒、10秒と続けることができるため、ビートボクサーの技量が試される音でもあります。

しかしながら、口だけを使ってあのような高くて細かい音が出せるということは、にわかに信じられません。音の出る仕組みが想像できないため、とりわけ初心者にとっては、難易度が高く感じられます。

では、バブルスクラッチは、どのようにすればよいのでしょうか?

ボイパならではの飛び道具を!バブルスクラッチのやり方

She is learning bubble scratch.

アナログテープを巻き取るような音であるバブルスクラッチは、ビートに組み込むと、より引き締まったパフォーマンスができます。しかし、どのようにして音が出ているのか想像しにくいため、多くの方にとっては、難易度の高い音に感じられるかもしれません。

バブルスクラッチを出すためには、次の5つの練習が必要となります。

  1. バブルスラッチの音を聴いて、目指すべき音をイメージする
  2. ジッパーサウンドを身に付ける
  3. 息を吸いながら巻き舌をする
  4. 巻き舌をしながら、ジッパーサウンドを出す
  5. リズムパターンに組み込む

以上の手順で練習をすれば、初心者の方でもバブルスクラッチを確実に習得できます。それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

バブルスクラッチの音を聴いて、目指すべき音をイメージする

バブルスクラッチの練習の準備として、まずは目指すべき音をイメージします。間違った方向へと進まないためにも、頭の中でしっかりとイメージしましょう。

はじめは、単音でバブルスクラッチを聴いてみましょう。

次に、リズムパターンに組み込んだ一例を聴いてみます。

いかがでしたか?

しっかりとイメージすることで、これからの練習に備えましょう。

ジッパーサウンドを身に付ける

ここで、バブルスクラッチの仕組みを簡単に説明します。バブルスクラッチは大きく分けて2つの音から成ります。ひとつは、ジッパーサウンドです。ジッパーサウンドにより、バブルスクラッチの高音を再現しているのです。

そのため、バブルスクラッチを習得するためには、ジッパーサウンドの音が必要不可欠です。ジッパーサウンドについては、下の記事にまとめてありますので、参考にしてください。

息を吸いながら巻き舌をする

先ほどは、バブルスクラッチを構成する音のひとつ、ジッパーサウンドについて触れました。ここでは、バブルスクラッチを構成するもうひとつの音、息を吸いながら巻き舌をすることについて説明します。

バブルスクラッチの細かい音というのは、息を吸いながら巻き舌をすることで再現します。バブルスクラッチは、ジッパーサウンドで鳴らす高音を、舌を巻くことで細かく刻んでいるのです。

そのため、息を吸いながら巻き舌をすることも、バブルスクラッチを習得するには、必要不可欠な技術となります。息を吸いながら巻き舌をするやり方は、下の記事にまとめてありますので、参考にしてください。

巻き舌をしながら、ジッパーサウンドを出す

ジッパーサウンドと息を吸いながらの巻き舌、これらふたつの音を組み合わせることで、バブルスクラッチの音をつくっていきます。

まずは、上唇と下唇を2~3mmほど離しましょう。ポイントは、唇を軽く前に突き出すようにイメージすること、歯をしっかり閉じることです。

この状態から、息を吸いつつ巻き舌をします。その際、上唇と下唇を少しずつ近づけていきましょう。これは、音の鳴るポイントを探すためです。音の鳴るポイントを見つけたら、そのポイントを体に覚えさせます。これで、バブルスクラッチの完成です。

リズムパターンに組み込む

練習の仕上げとして、ジッパーサウンドを入れたビートを刻んでみましょう。下に参考音源を載せておきます。まずは、基本を押えて、あなた好みのビートにアレンジしましょう。

基本

発展

「8ビートの刻み方がわからない」という方は、以下の記事を参考にしてください。

また、今回例として載せた音源には、バスドラムとハイハット、Kスネアの音があります。これらの音を出せない方は、以下の記事を参考にしてください

まとめ

アナログテープを巻き取るような音、バブルスクラッチは、実物のドラムセットやパーカッションにはない特殊な音のため、観客にインパクトを与えることのできる音です。

一見すると、難易度の高い音に感じるかもしれませんが、以下の手順に従い練習すれば、初心者の方でも、確実に身に付けることができるでしょう。

  1. バブルスラッチの音を聴いて、目指すべき音をイメージする
  2. ジッパーサウンドを身に付ける
  3. 息を吸いながら巻き舌をする
  4. 巻き舌をしながら、ジッパーサウンドを出す
  5. リズムパターンに組み込む

バブルスクラッチは、その人の技量に左右されやすい音です。使用頻度はそれほど多くはないものの、質の高い音を持っていれば、印象に残るパフォーマンスができるのは確実です。

バスドラムやハイハットのようなビートを刻む音ではありませんが、ボイパ・ビートボックスの飛び道具として、ひとつ持っておいて損のない音です。

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