ボイパ歴6年の私が培った、まわりと差をつける4つの練習ステップ

He is playing voice percussion.

あなたのボイスパーカッション(以下ボイパ)は、単なるリズムキープになっていませんか?

曲を演奏するうえで、リズムを一定に保つことは重要です。しかし、リズムキープに集中するあまり、平坦で抑揚のないビートになる傾向があります。

ほかのグループよりも頭一つ抜き出るためには、単なるリズムキープから脱却しなければなりません。ボイパ自らがグルーヴをつくらなくては、いつまでたっても凡庸で個性のない演奏を続けることになるでしょう。

このページでは、私の経験から培った、単なるリズムキープにとどまらないビートを刻むための練習方法を紹介します。小手先のテクニックでごまかすような練習ではなく、ボイパとして曲のグルーヴをつくるための練習です。

今回紹介する練習を心がけている私は、学内外のオーディションを勝ち抜いたり、多くの人からバンドに誘われたりしています。

このページの内容を読み、実践すれば必ず成果が出ますので、ぜひ参考にしてください。

ボイパ歴6年の私が培った、まわりと差をつける4つの練習ステップ

This computer is used by people to learn voice percussion.

このページで紹介する練習は、以下の4つのステップで構成されます。

  1. 原曲を分析する
  2. アカペラアレンジを分析する
  3. ビートのアウトラインをつくる
  4. 全体練習を通して、ビートを詰めていく

それでは、ひとつずつ紹介します。

原曲を分析する

ほとんどのグループは、既存曲をカバーするはずです。となれば、はじめに必要なことは、原曲を分析することに尽きます。あなたを含めたほとんどの方は、原曲を聴くことでしょう。しかし、ここで求めていることは、単に聴くのではなく、原曲を理解するために分析するということです。

プロのドラマーは、ドラムを通して曲を表現します。これは、ボイパでも同じことです。原曲を分析して、ボイパとしての表現技法を学びましょう。

以下にチェック項目をまとめたので、参考にしてください。

  • どのような曲調か?(バラードか?アップテンポか?)
  • どのような構成か?
  • 1番と2番でリズムパターンに変化はあるか?
  • 曲の中で最も盛り上がるのはどこか?
  • どのようなリズムパターンか?
  • あなたの好きなリズムパターンはどこか?
  • 改善すべきリズムパターンはどこか?

アカペラアレンジを分析する

初心者でもない限り、グループ内にひとりは編曲者がいることでしょう。編曲者は、あなたたちのグループのために、あなたたちにしか表現できないアレンジを用意します。

もちろんボイパについても、あなたでしか表現できないアレンジになっているはずです。あなたのビートを最大限に活用するために、アカペラアレンジをボイパ視点から分析しましょう。

以下にチェック項目をまとめたので、参考にしてください。

  • 原曲と雰囲気は同じか?違うなら、どのように違うか?
  • どのような構成にアレンジされたか?
  • コーラス、ベースはどのようなアレンジか?
  • ベースラインには、どのような特徴があるか?
  • 印象に残ったアレンジはどこか?
  • 特徴的なリズムはどこか?
  • 編曲者の意図はなにか?

重要なことは、編曲者の意図をくみ取ることです。アレンジを聴いて感じたことなどを、編曲者に伝えましょう。仮に編曲者の意図に気がつけなくても、直接教えてもらえば問題ありません。

ただし、編曲者は必ずしもボイパを考慮したアレンジをしているわけではない、ということに注意してください。むしろ、ボイパを考慮したアレンジは少ない印象を受けます。

もし、あなたの手元にあるアカペラ楽譜が、ボイパを考慮していないアレンジと感じるのであれば、編曲者に意見するべきです。申し訳なさを感じるとは思いますが、妥協のない演奏を目指しているのであれば、編曲者もきっと理解してくれるでしょう。

ビートのアウトラインをつくる

いよいよ、ボイパの役目であるビートをつくります。とは言ったものの、ビートを考える段階では、まだ個人練習のはずです。このとき、あなたのボイパと合わせる音は、スマホやパソコンから鳴るmidi音源などでしょう。

アカペラとは声で奏でるものです。midi音源といくら練習しても、声と合わせたときの響きは得られません。そう考えると、個人練習で考えたビートは、全体練習で修正が必要です。

そのため、個人練習では声と合わせたときの修正を考慮したビートのアウトラインをつくるだけで十分です。大まかなビートを何種類か用意して、全体練習に備えましょう。

以下にチェック項目をまとめたので、参考にしてください。

  • イントロはどのように刻むか?
  • Aメロはどのように刻むか?
  • Bメロはどのように刻むか?
  • サビはどのように刻むか?
  • 大サビはどのように刻むか?
  • アウトロはどのように刻むか?
  • リズムパターンの使いまわしになっていないか?
  • 1番と2番に変化があるか?
  • 曲の構成や流れに沿ったビートか?

ビートを思いつかない箇所があれば、全体練習のときに意見をもらいましょう。イメージを伝えてもらうことで、新たなビートが生まれることもあります。

全体練習を通して、ビートを詰めていく

最後に、ビートのアウトラインを完成に近づけます。修正を考慮したビートであれば、急な変更にも十分に対応可能です。「ここの刻み方はイメージと違うなあ」、「このフレーズでもうちょっと遊べない?」などの要望にも、すぐに応えられるでしょう。

原曲とアレンジを分析し、ビートのアウトラインをいくつも用意したあなたなら、メンバーの期待をよい意味で裏切ることができます。

以下にチェック項目をまとめたので、参考にしてください。

  • ベースラインを邪魔していないか?
  • コーラスと合わせて違和感がないか?
  • リードのフレーズを壊していないか?
  • 編曲者の考え通りに刻めているか?
  • ほかのパートと統一感があるか?
  • グルーヴをつくれているか?

忘れないでほしいことは、ビートを完成に近づけるのであって、完成させるわけではないということです。今後、あなたが練習していく中で、多くの技術を習得したり、様々な音楽と触れ合ったりして、幅広い表現力を身に付けるはずです。これは、ほかのメンバーにも同じことが言えます。

以前気に入っていたビートも、練習していくうちに気に食わなくなることもあります。昨日採用されたビートも、今日の練習では修正を頼まれることもあります。妥協のない演奏のため、完成というゴールを設定せずに前進し続けましょう。

まとめ

This is used by people to learn voice percussion.

このページでは、まわりと差をつけるボイパの練習を紹介しました。

  1. 原曲を分析する
  2. アカペラアレンジを分析する
  3. ビートのアウトラインをつくる
  4. 全体練習を通して、ビートを詰めていく

多くの方は、やることが多すぎると感じたかもしれません。しかし、ほかのボイパと比べて頭一つ抜き出るためには必要なことです。裏を返せば、これらの練習をこなせば誰でも成果を出せるということに他なりません。

あなたがボイパとして本当に成長したいのであれば、枝葉末節な技術論にとらわれず、まずは、自身の練習を見直すことをお勧めします。

ここで紹介した練習のほかにも、ボイパの練習に役立つ情報を以下の記事にまとめております。こちらも合わせてご覧ください。

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